通りぬけできません

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裏木戸をぬけたところで夕立に
つかまりしまま軒先をかる

夕立の匂いのあとの駅前の
コロッケの匂いに包まるる

遠花火とどかぬ想いにことよせて
「どこかしらね?」とつぶやいてみる

雨はもう止んだかしらと窓開ける
夜闇(よやみ)にまぎれし祭囃子の